衆院選・候補者の横顔:秋田3区・杉山彰候補(共産・新) 学生の自治活動で学ぶ

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杉山彰候補

 「自然農法を実践したい」と22年前に出身地のさいたま市から東成瀬村へ移り住んだ。妻、子ども3人と暮らす。

 危機感が薄いと感じる政府の新型コロナ対応、米価下落…。「今の政治を見るにつけ、黙っていられなくなった」。共産党県東成瀬支部長を務める自身に対し、昨年、党県委員会から打診があり、選挙に初挑戦する覚悟を決めた。

 大学生の時、平和や政治をテーマに主張を訴える学生自治活動に関わる中で、共産党に入党。「世の中がちょっとでも良くなる方法を仲間と一緒に学んでいこうと思った」と振り返る。

 周囲のコメ農家からは「(農業は)やればやるほど赤字。作物を高く買ってくれる先を探して踏ん張っている」と苦悩を聞く。自身も農家。作物を育てる大変さは身に染みている。衆院選では特に農業問題を打ち出し、農産物の価格保障や農家の所得補償などを訴えていくつもりだ。

 ビートルズにはまって子どもの頃からギターを弾き始め、現在はギター教室の講師もしている。クラシックの曲を弾きながら「金持ちばかりを優遇するな」「今の政府は財界の手先」などと歌い、インターネットでその映像を公開。自身の思いを音楽に乗せて訴えている。

 街頭宣伝やあいさつ回りを通じ、政府のコロナ対応に対する世間の不満の高まりを肌で感じた。湯沢市出身の菅義偉前首相の就任直後は自身に逆風が吹いていると思ったが、「今は追い風。順風満帆です。党が目標に掲げる政権交代が可能ではないか、という気がしている」と手応えを口にする。

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