時代を語る・佐藤謙一(25)客とつくり上げる店

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カウンターに置かれている「常連客席」のプレート
カウンターに置かれている「常連客席」のプレート

 カウンターの奥の2席ほどは常連客用の席です。予約がなくても「常連客席」と書いたプレートをカウンターに置き、席を空けておきます。常連客が来店した時に混んでいて座れないと申し訳ないからです。

 昭和49(1974)年から23年間、帝国ホテルで働きました。そこのメインバーには、毎日同じ時間に来店される方がいました。好きな席が決まっていて、その時間は予約などなくても空けてお待ちしていました。その方はまだ若い私にも気を配ってくれ、常連と呼ばれるお客さまが店にとってどういう存在なのか教えてくれました。

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