京大霊長類研究所、事実上の解体 世界的拠点、研究費不正受け

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京都大霊長類研究所のチンパンジー飼育施設(同研究所提供)
京都大霊長類研究所のチンパンジー飼育施設(同研究所提供)

 京都大は26日、研究費の不正使用があった霊長類研究所(愛知県犬山市)について、一部の部門を別の組織に移管するなど大幅に規模を縮小し、組織名も変更すると発表した。世界の霊長類研究をリードしてきた著名な拠点が事実上解体されることになった。

 霊長類研のうち、研究費や論文で不正があった2部門を含む3部門を廃止。他の4部門を京大の別の機関に移管する。残る五つの部門とセンターを来年4月から新組織「ヒト行動進化研究センター(仮称)」に移行する。

 霊長類研が占有していた犬山地区は「京大犬山キャンパス」とし、京大の複数機関が協議会をつくり、共同で運営に当たる。