顧客支援、広域的に 秋田銀と岩手銀が包括業務提携

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包括業務提携を結ぶことで合意し、握手する秋田銀行の新谷頭取(右)と岩手銀行の田口頭取=27日午前、秋田市山王の秋田銀本店
包括業務提携を結ぶことで合意し、握手する秋田銀行の新谷頭取(右)と岩手銀行の田口頭取=27日午前、秋田市山王の秋田銀本店

 秋田銀行(秋田市)と岩手銀行(盛岡市)は27日、包括業務提携を結ぶことで合意した。システムや事務の共通化で業務の効率化を進めるとともに、広域的に取引先を支援して地域経済への貢献を目指す。超低金利の長期化や新型コロナウイルスの影響で地方銀行の経営環境が厳しさを増す中、新たな収益源の開拓にも連携して取り組む。

 秋田銀の新谷明弘頭取と岩手銀の田口幸雄頭取が同日午前、秋田銀本店で会見し、提携の名称を「秋田・岩手アライアンス」と発表。地銀の現状について新谷頭取は「これまでのビジネスモデルでは持続可能性の高い経営は困難な状況」と説明した。その上で「両行の経営資源を最大限活用し地域課題の解決やサービス向上に努める」と述べ、互いに県内トップ行である強みを生かす考えを示した。

 提携で取り組む具体的な内容は今後、両行でプロジェクトを立ち上げて詰める。地域商社事業による地方創生の取り組みや事業承継と合併・買収(M&A)、人材紹介のほか、事務の共同化や人材育成につなげるための人事交流、協調融資の組成などを検討する。

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