リニア掘削工事の先端で崩落 岐阜のトンネル事故は「肌落ち」

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事故があったリニア中央新幹線瀬戸トンネルの非常口付近に入る車両=28日午前8時54分、岐阜県中津川市
事故があったリニア中央新幹線瀬戸トンネルの非常口付近に入る車両=28日午前8時54分、岐阜県中津川市

 作業員2人が死傷した岐阜県中津川市のリニア中央新幹線瀬戸トンネル事故で、非常口トンネルを地上から斜め下に約70メートル掘り進めた先端の地点で崩落が発生したことが28日、JR東海への取材で分かった。事故があったのは、本線トンネルへの資材搬入などに使う斜坑部分で、同社は掘削の際に表層の土砂などが崩れる「肌落ち」が起きたと国土交通省に報告。事故原因の調査を続けるとし、トンネル工事は再開のめどが立っていない。

 県警は業務上過失致死傷の疑いもあるとみている。

 磯崎仁彦官房副長官は記者会見で「亡くなった作業員のご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げたい」と述べた。