ニュースの「つぼ」:大湯環状列石の県道移設
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「北海道・北東北の縄文遺跡群」の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産登録が後押しとなり、鹿角市の大湯環状列石を通る県道が移設に向けて動きだした。佐竹敬久知事は6年以内の着工を目指すと表明。県は今後、専門家や地元の意見、測量調査を踏まえて迂回(うかい)ルートを設定する。
大湯環状列石は万座と野中堂の二つの環状列石からなり、環状列石を隔てるように約800メートルにわたって県道十二所花輪大湯線が走る。県鹿角地域振興局によると、1914(大正3)年には既に現在の県道の元となった道路が通っていたとされる。31(昭和6)年に耕地整理した際、遺跡が発見された。
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