新あきたよもやま:秋田美人誕生(7)~川反にも女性解放の波

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遊廓は内陸部にも


鉄道の出現は人やモノの流れをすべて変えたと言っても過言ではない。物流の中心が船であった時代は北海道や関西との往来が多かったが、鉄道で東京と直結されたことによって商業圏は大きく広がった。県内で生産された米、木材、生糸、酒などが県外へと運ばれ、県外からも多くの商品が入ってきた。

鉄道という物流の大動脈を得た町は駅を中心に拡充していく。都市の経済発展を裏付ける指標の一つが花柳界である。藩政時代から明治中期にかけて、大きな遊廓が形成されたのは能代、土崎、本荘などの港町であったが、明治後半になると大曲、横手、湯沢といった内陸の町の遊廓も賑わうようになった。

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