イージス住民説明会、今月下旬開催を検討 防衛省が県に伝達

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防衛省(資料写真)
防衛省(資料写真)

 秋田県は2日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画断念を巡り、防衛省が秋田市で開く予定の住民説明会について、防衛省側から今月下旬の開催を検討していると伝えられたことを明らかにした。

 県によると、東北防衛局の職員3人が2日午後、県庁を訪れ、今月下旬の開催に向けて地元と調整を進める方針を松本欣也県総務部長に伝えた。松本部長は地元の意向をくんだ上で説明会の開催日時や場所を決め、住民に謝罪と丁寧な説明をするよう要望。東北防衛局側は開催が遅れていることを陳謝したという。

 秋田市によると、東北防衛局から2日午後、同様の内容の連絡が電話で市に入った。穂積志市長は取材に対し「1年半待たされたが、年内に決着できることを期待している」と話した。

 東北防衛局の担当者は「説明会については調整、検討中のため、県と秋田市に話した内容は差し控えたい」とした。

 配備候補地だった陸上自衛隊新屋演習場の近隣町内会でつくる新屋勝平地区振興会によると、これまで防衛省側から連絡はない。

 佐々木政志会長(72)は「国に振り回されてきた。新屋演習場が候補地となり、断念に至った経緯について、根拠を示して素直にしっかりと説明してほしい。心のこもった説明と謝罪があれば納得できる。新屋演習場を二度と防衛設備の配備候補地としないよう、国に確約してもらいたい」と語った。

 政府は昨年6月に配備計画の停止を県と秋田市に直接説明した。地元住民にも説明するとしていた。

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