ローマ教皇、キプロスで融和訴え 南北分断「対話こそ道」

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2日、ニコシアで話すローマ教皇フランシスコ(ロイター=共同)
2日、ニコシアで話すローマ教皇フランシスコ(ロイター=共同)

 【ニコシア共同】ローマ教皇フランシスコは2日、地中海の分断国家キプロスの首都ニコシアを訪れ、長年続く南北の対立を解消するための唯一の道は「対話だ」と強調して融和を訴えた。教皇が訪問したのは南側、ギリシャ系のキプロス共和国で4日まで滞在する。

 教皇は2日、アナスタシアディス大統領らと会い、同国は「数十年の間、ひどい裂傷に苦しんできた」と指摘。キプロス全体の平和のために祈るとして「和解達成のためには対話以外の道はない」と述べた。

 北側、トルコ系の北キプロス・トルコ共和国のタタル大統領は、教皇による南側だけの訪問は「悲しい」とする声明を出した。