上小阿仁村の自動運転事業、利用低調 経営改善へ試行錯誤

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予約を受けて、道の駅を出発する小型車=11月30日
予約を受けて、道の駅を出発する小型車=11月30日

 2019年11月に全国で初めて本格運行を始めた、秋田県上小阿仁村の自動運転サービスが3年目を迎えた。事業主体の国土交通省東北地方整備局によると、利用は1日平均7・5人と伸び悩んでおり、経営改善に向けてコストを削減し利用者を増やすための試行錯誤を続けている。

 サービスは19年11月30日にスタート。高齢化が進む中山間地域で移動手段や物流を確保するため、東北地方整備局などが17年度から実証実験を行った上で導入を決めた。

 道の駅かみこあにを発着点に各集落を回る3ルートがあり、一定の区間に停留所を設けている。距離にかかわらず片道運賃は200円。乗車には村移送サービス協会への会員登録が必要だが、村外の人も登録できる。

 東北地方整備局によると、本格運行スタートから今年10月末までの利用者は延べ5317人。1日平均約7・5人で、当初目標(1日15人)に届いていない。月別で最も利用者が多かったのは20年3月の483人で、目標の1日平均15人を上回ったのはこの1回のみ。

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