政府、ワクチンの国内生産強化 設備導入に補助金

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 経済産業省が、新型コロナウイルスの感染拡大で弱さが露呈したワクチンの国内生産体制を強化するため、企業への支援策を新たにまとめたことが8日分かった。通常は他の医薬品を生産し、感染症の流行時にワクチン製造に切り替えられる両用設備の導入を補助金で後押しする。輸入頼みの状況から脱却し、新型コロナの変異株や新たな感染症に備える。

 ワクチン生産に向け、製薬会社が多額の投資をしても、感染症の収束時には設備が余剰となる恐れがある。このため経産省は、設備を平時にも有効活用できるようにして、企業のリスクを軽減することが必要だと判断した。