土石流、熱海市の提案を県が拒否 盛り土面積の合同調査

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 静岡県熱海市の大規模土石流の起点となった土地での盛り土を巡り、造成面積が都道府県知事の許可を必要とする1ヘクタールを超えている恐れがあるとして、2009年に市が県に合同調査を提案したにもかかわらず、県が「面積の確定は事業者が行うものだ」と拒否していたことが8日分かった。市の宿崎康彦観光建設部長が同日の議会で明らかにした。村山憲三市議への答弁。

 当時起点を所有していた神奈川県小田原市の不動産管理会社は市の指導を受け「1・2ヘクタール」とする測量図面を提出。ところが、県は正式文書として扱わず、行政指導も見送った。