酒屋の息子、ノンアル発酵飲料開発 将来見据えこうじに注目

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 酒屋の息子が業界の将来を見据えて開発したのは酒ではなく、ノンアルコールの発酵飲料だった。新感覚の飲み物で生活のさまざまなシーンへの浸透を図るほか、世界進出も視野に入れた展開を描いている。

 「甘酒は苦手なんだけど、これはいけますね」

 6日夜、大仙市大曲通町のバー「RUSH BAR」で男性客が杯を傾けた。中身は酒ではなく、「コージクリア」という発酵飲料。原料は米こうじと米、水。アルコール分を含まない透き通った飲み物だ。

コージクリアの容器を手に特徴を説明する秋元さん


 開発したのは大仙市神宮寺の秋元衆平さん(37)。地元で3代続くアキモト酒店の長男として生まれた。大学卒業後に英国に留学し、帰国して都内のPR会社に勤務。「自分にしかできないことで秋田に貢献したい」と思い続けていたという。

 酒屋の息子ではあっても、お酒は飲める方ではない。国内を見渡せば日本酒の消費量は低迷が続く。一方でノンアルコール飲料の需要は伸び、こうじは海外で注目され始めている。酒販店や秋田の発酵文化を残したい…。

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