タンチョウの絶滅危険度引き下げ 個体数増加、IUCN評価

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北海道鶴居村の給餌場に飛来したタンチョウ=2月
北海道鶴居村の給餌場に飛来したタンチョウ=2月

 国際自然保護連合(IUCN)は9日、世界の絶滅危惧種を集めたレッドリストの最新版を公表した。北海道の釧路湿原などに生息する国の特別天然記念物タンチョウを、3段階ある絶滅危惧種の2番目から3番目に危険度を引き下げた。IUCNは「積極的な保護活動によって、個体数はここ数十年で急増している」としている。

 タンチョウは、北海道やロシア、中国などに生息する大型のツル。国内では明治期の乱獲などで一時絶滅したと考えられたが、釧路湿原で生息が確認された後、保護活動により個体数が回復した。

 ほかに日本関連では、ツシマサンショウウオとクマタカが準絶滅危惧種と評価された。