首相、核軍縮へ合意目指す NPT会議、補佐官派遣も

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核軍縮進展に向けた方策を話し合う官民会合がオンライン方式で開かれ、あいさつする岸田首相=9日午後、首相官邸
核軍縮進展に向けた方策を話し合う官民会合がオンライン方式で開かれ、あいさつする岸田首相=9日午後、首相官邸

 岸田文雄首相は9日、核軍縮進展に向けた方策を話し合う官民会合にオンライン出席し、来年1月に米ニューヨークで開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議で合意文書の採択を目指す意向を表明した。「私自身も世界各国のリーダーへ働き掛けを続ける」と述べたほか、核軍縮・不拡散問題担当の寺田稔首相補佐官を関係国へ派遣すると明らかにした。

 前回2015年の会議では合意文書を作成できず、決裂した経緯がある。首相は透明性向上が核兵器削減への「第一歩」とも強調。全ての核兵器保有国に「核弾頭数や運搬手段を含む核戦力のさらなる情報開示を求める」と協力を呼び掛けた。