防衛省「地元と調整した」 県・市「そんな認識ない」 イージス説明会、言い分食い違う

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 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画断念に伴う住民説明会の回数や会場が決まった経緯を巡り、防衛省と地元自治体の言い分が食い違っている。主催する防衛省は「地元自治体と調整した結果」とするが、秋田県と秋田市は否定している。市民からは防衛省の姿勢を批判する声が上がる。

 防衛省は23日午後7時から秋田市の勝平地区コミュニティセンターで説明会を1回開く。約100人の参加を想定している。

 同じく配備候補地だった山口では、萩市と阿武町の住民向けの各2回と萩市議会向けに1回の計5回開く。岸信夫防衛相は10日の閣議後会見で「地元の自治体と開催に向けた調整を重ねてきた。調整を踏まえて開催日時、場所をお知らせした」と語った。

 県と秋田市に「12月下旬の開催に向けて調整に入る」と防衛省から連絡があったのは今月2日。それ以降、県や秋田市は防衛省とやりとりしていないといい、県総務課は「調整したという認識はない」、市総務課は「日時や場所が決まるまで何の連絡もなかった」と説明。佐竹敬久知事と穂積志市長もやりとりを否定した。

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