防衛省、新屋住民に謝罪 イージス・アショア説明会【動画】

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 防衛省は23日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画断念に伴う住民説明会を秋田市の勝平地区コミュニティセンターで開き、東北防衛局の市川道夫局長が「地元の方々には、大変心配な思いをさせてしまった。おわび申し上げたい」と謝罪した。配備断念の経緯については、昨年9月公表の検証結果に基づく説明に終始し、新たな事実は示されなかった。住民からは不満の声が上がった。

住民説明会の冒頭で謝罪し、頭を下げる防衛省職員=23日午後7時2分、秋田市の勝平地区コミュニティセンター


 昨年6月の配備断念後、住民説明会の開催は初めて。配備候補地だった陸上自衛隊新屋演習場と住宅地の近さをどう評価したかに関し、防衛省は明言しなかった。固定的な防衛施設を今後も設けないとの言質を求める出席者の声にも正面から答えなかった。

 地元住民ら約100人が出席した。市川局長は迎撃ミサイルの推進装置「ブースター」を安全に落下させるにはシステム全体の大幅改修が必要で、コストと期間の観点から合理的ではないと判断したことが配備断念の理由であると強調した。

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