ニュースの「つぼ」:八峰町のサーモン養殖試験

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昨年12月に岩館漁港内で始まったサーモンの養殖試験。いけすに500匹を入れた
昨年12月に岩館漁港内で始まったサーモンの養殖試験。いけすに500匹を入れた

 八峰町の若手漁業者によるサーモンの養殖試験が昨年12月、岩館漁港内で始まった。本県ではこれまで、地形などの関係で魚類の海面養殖はほとんど行われてこなかったが、県は漁業者の所得向上につなげようと、2019年度から複数の魚種で養殖試験を行い、技術確立を目指している。こうした中で動きだした民間主導の取り組みに、行政や漁業関係者が注目している。

 本県の海面養殖の生産量は19年が166トンで全国でも低い水準にあり、このうち160トンがワカメ。漁業を合わせた生産量に占める割合は約3%にとどまっている。養殖に適した内湾がほとんどなく、特に冬場は海が荒れることから、魚類の養殖は難しいとされる。

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