地方点描:残されたケラ[男鹿支局]

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 昨年12月中旬。本紙のお悔やみ欄に目を通していると、1人の名前に目を疑った。男鹿市船川港の田牧哲夫さん、37歳。つい数日前、田牧さんの住む芦沢地区で2年ぶりに行うナマハゲ行事の準備風景を取材させてもらったばかりだった。

 新型コロナ禍で迎える2度目の大みそかに向け、田牧さんは12月上旬、仲間とともにナマハゲの衣装「ケラ」を編む作業に取り組んでいた。談笑しながらも、せっせとわらを束にして手渡す姿を覚えている。

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