過去にも市OB再就職 鹿角市官製談合事件

会員向け記事
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します

 秋田県鹿角市発注工事の入札を巡り官製談合防止法違反などの疑いで前市長の児玉一(ひとし)容疑者(75)が逮捕された事件で、公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕された市の元建設部長が役員を務めていた同市の建設会社に、以前も市を退職した元幹部職員が再就職していたことが21日、分かった。市の工事を受注する業者に元職員が再就職する状況が続いていたことに、識者は不正につながりかねないと批判する。

 官製談合が疑われているのは、市が2020年5月に開札した、旧花輪二中校舎の冷暖房設備工事。当時、市長だった児玉容疑者が、入札の公告期間である4月30日から5月19日までの間、同市の建設会社役員だった元建設部長(63)に非公表の最低制限価格を教え、同社元会長(75)に伝えて落札させた疑いが持たれている。

同じジャンルのニュース