16連敗からの…価値ある初勝利 アランマーレ主力、HCに聞く

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 バスケットボール女子Wリーグ(13チーム)のアランマーレ秋田は、15日に由利本荘市のナイスアリーナで行われた東京羽田ヴィッキーズ戦で、今季初勝利を挙げた。立ち上がりに引き離されかけたが要所でシュートを沈め、73―66で東京羽田を撃破。これまで16連敗と苦しんでいただけに、試合後はうれし涙を流す選手もいた。古巣との対戦に燃えたガード平松飛鳥主将、スコアラーとして強気なアタックが光ったガード砂川夏輝、チームをけん引する小嶋裕二三ヘッドコーチ(HC)に、勝因やファンへの思いを聞いた。(聞き手=加藤倫子)※20日に取材

平松飛鳥

【見捨てないで応援してくださったから頑張れた】

ガード平松飛鳥

―まずは本当におめでとうございました!勝利した試合に関して、これまでと違うチーム状況などはあったでしょうか。
 「山梨戦は新しい子(アーリーエントリー選手)たちが入り、けが人も復帰し、ちょっとテンポやリズムが合わずにぎくしゃくしていた部分があった。それがだんだんまとまっていった。細かいところをしっかりやっていこうという話がチーム内でも出ていたので、それがつながった形だと思う」

―チーム、個人どちらでもいいので、試合に臨むにあたって心境の変化はありましたか?
 「個人的には最後のホームゲームで古巣が相手。どの試合も勝ちにいかないといけないし、向かっていくが、自分としてはより強い思いがあった。それが表現できたかなとは思う」

―ものすごい気迫、にじみ出るものをチームから感じた。平松選手はあの試合も途中出場でしたが出番までどんな気持ちで試合を見ていたでしょうか。
 「みんなもラストホームゲームということで意識していたし、会場の雰囲気や演出がすごくてモチベーションになった。アップから結構気合は入っていたが、それが最初の何分かは空回りしてしまい、いつもうまくいっている場面もバタバタしてしまった。小嶋さんがすぐタイムアウトを取って落ち着かせ、『やってきたことをしっかりやっていこう』『脚を動かしていこう』と共有した。(※第1戦は立ち上がりで1―9とリードを許していた)
 自分はやるべきことをやりつつ、ガードとして周りをよく見てプレーをつくっていこうという気持ちだった」

―平松選手が在籍時とは大きく変わった東京羽田。それでもやはり意識はありましたか?
 「ありましたね。選手の半分は一緒にプレーしてきた選手。相手も機動力はあるが、こっちも負けられないなというのはあった。〝がっつりセンター〟’(本格的なセンター)がいないので、今までの上位チームとは少し違い、中を一回チェックして外を守るような形だった」

―3点シュート(3P)成功率が3割を超えるなどシュート確率の良さも勝因の一つでした。水物とされるシュートですが、高確率で決められた要因がもしあれば。

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