【大曲梵天記】夜の巡行伺い、突然の「はんてん脱いで」

会員向け記事
お気に入りに登録

大仙市大曲の飲食店街

1月8日(夜) 幹部からの不穏なメッセージが突然、大曲昭和五十六年会のLINEグループに流れてきた。

「今すぐはんてんを脱いで行動してください」
「切り上げて帰ってきてください」

ある飲食店に2人でいた私と副棟梁の加藤慶範さんは「何かあったのか」と顔を見合わせた。はんてんを脱いで店を後にし、いつもの作業場へ足早に向かった。

私たち会員はこの夜、飲食店に巡行を受けてもらえるか尋ねて歩く「巡行伺い」を手分けして行っていた。

巡行先では、諏訪神社の名代として年代会の代表がおはらいする。おはらいを受けた側は神社に支払うのと同じように謝礼を支払う。

金銭の授受を伴う巡行の伺いだけして、お金を使わず飲食店を去るのは失礼に当たる―。そんな考え方からか、夜の巡行伺いの際には店で少し飲食するのが慣習となっている。

同じジャンルのニュース