コロナ禍、賃上げ浸透が焦点 経団連会長「分配が重要」

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「労使フォーラム」であいさつする経団連の十倉雅和会長=25日午前、東京都千代田区
「労使フォーラム」であいさつする経団連の十倉雅和会長=25日午前、東京都千代田区

 経団連は25日、主要企業の労使が意見を交わす「労使フォーラム」を東京都内で開き、2022年春闘が事実上スタートした。十倉雅和会長は「収益、成果を働き手に適切に分配すべく、企業の責務として賃金引き上げと処遇改善に取り組むことが非常に重要だ」と強調。岸田文雄首相が繰り返し期待を表明する賃上げに対し、経済界として前向きな姿勢を示した。一方、新型コロナウイルス禍で業績の先行きに不透明感が依然拭えない中、賃金引き上げが浸透するかどうかが焦点だ。

 連合は2%程度のベアと定昇分の2%を合わせて4%程度の賃上げを要求している。経団連は具体的な数値目標を出していない。