【さきとく】不満多い秋田市の除雪、優先順位は?

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 「こちらさきがけ特報班」に多くの不満の声が寄せられている秋田市内の生活道路の除排雪について、市は、交通量や道路幅などに応じて作業の優先順位を決めていると説明する。市民の要望に応えきれないのはなぜなのか。

 市北部の将軍野東地区にある住宅地。両側の雪で車1台が通るのがやっとな道を、わだちにハンドルを取られながらゆっくりと車が通る。歩行者のスペースはなく、高齢者がわだちの上を不安げに歩いていく。

対向してきた車を避けながらわだちを歩く人=26日午後2時半ごろ、秋田市仁井田新田


 近くに住む80代男性は「除雪は10日ほど前に来たのが最後ではないか。転んでいるおばあちゃんも見た。もう少し短い間隔で除雪してもらえないものか」と話した。

 市の「道路排除雪の基本計画書」は、除排雪作業の優先順位を大きく3段階に分けている。

 最優先とされるのが「主要道路」(544キロ)。災害時に避難や救助に使われる県指定の緊急輸送道路や、駅や病院に通じる特に重要な道路などを合わせた「緊急路線」(115キロ)と、それ以外のバス路線や教育施設などへ通じる道路や地域間をつなぐ道路などの「主要幹線」(429キロ)がある。

 住民から不満の声が上がる生活道路はその後ということになり、優先順位2番目は、地域の中で比較的交通量が多い幹線道路的な機能を持つ「生活幹線」(266キロ)。3番目が、それ以外の市道や私道などの「一般生活道路」(1096キロ)だ。

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