慰安婦映画公開は「適法」 出演のギルバート氏ら敗訴

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
東京地裁の判決を受け、記者会見するミキ・デザキ監督=27日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ
東京地裁の判決を受け、記者会見するミキ・デザキ監督=27日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 従軍慰安婦問題をテーマにした映画「主戦場」に同意なくインタビュー映像を使われ、一般公開されたのは不当だとして、米国人弁護士ケント・ギルバート氏ら5人がミキ・デザキ監督や配給会社に上映禁止などを求めた訴訟で、東京地裁は27日、公開は適法として、請求を棄却した。

 判決によると、デザキ監督は大学院生だった2016~17年、卒業製作が目的などと告げてギルバート氏らを取材し、映画を作り、その後各地で公開された。

 柴田義明裁判長は双方が事前に交わした書面の内容などから、ギルバート氏側は「映画が場合によっては商用として公開される可能性を認識していた」と指摘した。