男鹿半島・大潟ジオパーク再認定 前回審査で指摘の課題改善

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再認定審査の現地調査が行われた男鹿市の安田海岸。多様な地層を観察できる崖がある=昨年11月20日(男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会提供)
再認定審査の現地調査が行われた男鹿市の安田海岸。多様な地層を観察できる崖がある=昨年11月20日(男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会提供)

 日本ジオパーク委員会は28日、昨年10月から12月にかけて現地調査を行った国内13地域の日本ジオパークに対する新規認定と再認定の可否を審議し、「男鹿半島・大潟ジオパーク」を再認定したと発表した。同ジオパーク推進協議会の事務局が置かれている秋田県男鹿市役所で連絡を受けた市と村の首長、教育長が喜びを分かち合った。

 前回2019年の審査では、ジオパーク業務に専念する職員の配置など運営体制の課題などを指摘され、2年後までに改善が必要な「条件付き再認定」となった。昨年11月に男鹿市と大潟村で現地調査が行われていた。

 日本ジオパーク委員会は今回の審査で、課題だった運営体制が強化され、地形や地質遺産のデータベース化が進んでいること、水族館や展望台など観光拠点と連携した取り組みが行われていることなどを評価したとしている。

 再認定を受け、推進協議会の会長を務める菅原広二男鹿市長は、協議会の会員やジオガイドらに感謝した上で「これまでの活動を評価していただき大変うれしい。引き続き市と村で手を携え、地域一体で新たな価値をともに創っていきたい」とコメント。

 副会長の高橋浩人大潟村長も「男鹿半島・大潟ジオパークは持続可能な未来のための地域づくりを理念に掲げている。これからも市と村の垣根を取り払った地域活動や魅力の発信を続けていく」とした。

 男鹿半島・大潟は、過去7千万年の大地の歴史を連続的に観察できる地層がそろう男鹿市と、日本で2番目に大きい湖の八郎潟を干拓して誕生した大潟村で構成。11年に認定を受けた。認定後、4年ごとに再認定の審査が行われる。

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