理美容師にも介助技術を 八郎潟の美容師が普及活動

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老人ホームで利用者の髪を切る猿田さん=昨年11月、大潟村
老人ホームで利用者の髪を切る猿田さん=昨年11月、大潟村

 高齢者や障害者など体を動かすのが難しい人にも美容を届けようと、介助の技術を学び介護施設を訪問している美容師がいる。八郎潟町で美容室「サロン・ド more」を営む猿田千秋さん(51)。NPO法人日本理美容福祉協会の秋田中央センター代表を務め、県内の理美容師に介助技術を広めようと活動している。

 「頭上げるね」「こっち側切るよ」―。昨年11月、猿田さんは大潟村の特別養護老人ホームを訪れていた。優しく声を掛けながら、ベッドに横たわる利用者の体の向きを手際よく変え、髪を切った。

 シャンプーもベッド上で行う。使うのはタオルや霧吹き、吸水パッドなど身近な道具だ。髪の毛が付いたりぬれたりしても問題ないよう、角をつぶして丸めた牛乳パックにタオルを詰めたものを枕にしている。

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