子どもとコロナ:もしも感染したら… 解熱剤やせき止め、治療は対症療法
有料会員向け記事
新型コロナウイルスの変異株オミクロン株の感染急拡大で、「自分の子どもも感染しているのでは」と不安を感じている保護者も多いのではないでしょうか。県医師会副会長の小泉ひろみ医師(66)=秋田こどもの心と発達クリニック院長=に、子どもが感染した場合の症状や治療法について聞きました。
県医師会副会長の小泉ひろみ医師に聞く(上)

―症状はどのようなものですか。
小泉 今回の流行を見ると、喉の痛みで始まることが多いようです。嘔吐(おうと)を訴える子どももいます。胃腸炎が原因と思いがちですが、注意が必要です。コロナは元々ウイルス性の風邪の一種。ほとんどの子どもが6歳までに一度は罹患(りかん)するとされ、発熱やせき、体の痛みなどの症状もあります。コロナと風邪の区別は難しいでしょう。一方、インフルエンザは最初に高熱や関節の痛みがあることが多いです。
―治療と経過を教えてください。
小泉 症状に応じて解熱剤やせき止めなどを処方します。現在のコロナの経口治療薬は高齢者など重症化リスクのある人が対象。子どもの治療は、対症療法となります。
お気に入りに登録
シェアする
この記事は有料会員限定です
(全文 1167 文字 / 残り 704 文字)
電子版を有料購読すると
秋田のニュース・話題をナンバーワンの情報量で。秋田に関わるあなたの仕事や暮らしに役立つ情報満載です。
- 有料会員向け記事が読める
- 各種メールでニュースを見逃さない
- 新聞併読コースならデジタル紙面が読める