地域安泰願い「綱御幸」 大曲の綱引き、引き合いは中止【動画】

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 秋田県大仙市大曲地域で19日夜、小正月行事「大曲の綱引き」(県指定無形民俗文化財)の綱を引き回す「綱御幸(つなみゆき)」が行われた。今年厄年を迎えた年代会と呼ばれる「大曲昭和五十六年会」が地域の安泰や商売繁盛を祈りながら巡行。冷え込んだ大曲の夜が熱気に包まれた。地域住民が上丁と下丁に分かれて行う綱引きは新型コロナウイルスの影響で2年連続の中止となった。

 日が落ち始めた午後5時ごろ、出発地点である大曲上大町の諏訪神社に年代会会員約40人が集結。鳥居に飾られていた約40メートルの綱を引っ張って下ろし、昨年の行事を担った五十五年会の激励を受けて巡行が始まった。

大曲の中心部を巡行した「綱御幸」


 「ジョヤサー、ジョヤサ」と威勢の良い声を上げながら、JR大曲駅前の花火通り商店街など大曲の中心部を巡行。約3時間掛けて、3・5キロほどのルートを綱を引きながら回った。

「梵天奉納」に携わる年代会に大曲支局長が参加しました