【大曲梵天記】万感のラストダンスに「コロナ陽性」の報

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進呈品を持って巡行の隊列に加わる佐藤瞬介さん


2月24日 巡行に参加する面々の様子が、いつもと少しだけ違っていた。午前7時半、会長の藤井邦欣さんが朝のあいさつでこう述べた。「今日が奉納前、最後の巡行です。楽しんでいきましょう」

奉納は2日後の26日。1月初めから延々続けてきた巡行が終わろうとしているのだ。

厳冬期に、朝早くから夜遅くまで毎週何日も実施する巡行は、体にこたえる。仕事や家庭の時間も削られる。

巡行を始めたころはつらさから「これ、終わりは来るのかよ」と冗談交じりに嘆く会員もいた。そして、先輩たちは「始まったらあっという間に終わるから」と笑いながら話していた。

私たちも続けているうちに、仲間と過ごす時間がどんどん楽しくなり、そして先輩たちの言葉通り、振り返ればあっという間に2カ月が過ぎていた。

卒業式の前みたいな気分


出発前、梵天部長の佐藤卓真さんは「終わるんだなあ…。さみしくなってくる。卒業式の前みたいな気分だ」とつぶやいた。

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