湯沢市、ふるさと納税返礼品に中学生考案のカレー
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秋田県湯沢市の山田中学校(神林雅紀校長、69人)の生徒が開発したキーマカレーのレトルトパックが今月から、市のふるさと納税の返礼品に加わった。県の新品種米「サキホコレ」などとのセットで扱われている。市によると、地元中学生の考案した商品を扱うのは初めて。
同校は2018年度、キャリア教育の一環として、生徒が社員となって地域活性化を図る模擬会社「YAMAChu(やまちゅう)コーポレーション」を設立。「総合的な学習」の授業で、市内事業者の協力を得ながらキーマカレーを作っている。材料に地元のエダマメやトマト、みそを使用。「何かに立ち向かう際のエネルギーにしてもらいたい」との思いを込め、「勝ち飯キーマカレー」と名付けている。