インスペック、EV向け検査装置に注力 普及進む欧州市場狙う

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電子機器向けの半導体検査装置だけでなく、車載FPC検査装置の製造にも取り組んでいるインスペック
電子機器向けの半導体検査装置だけでなく、車載FPC検査装置の製造にも取り組んでいるインスペック

 東証2部上場の半導体検査装置メーカー・インスペック(秋田県仙北市)は、電気自動車(EV)向け半導体基板の検査装置の製造に力を入れている。2020年に開発し、昨年初めて契約を受注。現在も欧州の複数の企業と商談を進めている。車両の電動化に伴い、検査ニーズが拡大するとみて、EVの普及が進む欧州市場への売り込みを強化している。

 インスペックは従来、電子機器向けの半導体検査装置の製造を主力としていた。車載用基板の検査装置の開発に乗り出したのは、新たな収益源を確保するのが狙いだ。検査装置は軽くやわらかい半導体基板「フレキシブルプリント基板」(FPC)をロール状のまま高速で検査できるのが特長。

 同社によると、EVやハイブリッド車(HV)などの電動車はガソリン車に比べて電装品が多く、車両が重くなる傾向にあり、配線の一部をFPCに置き換えて軽量化を図る動きが出ると予想される。脱炭素社会の実現に向けてEVやHVが世界的に普及するのに伴い、検査の需要も増えるとみている。

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