TDK、にかほ市へ新工場 新開発のコイル製造、来秋稼働へ

会員向け記事
お気に入りに登録

稲倉工場西サイトのイメージ図(TDK提供)

 電子部品大手のTDK(東京、石黒成直社長)は、秋田県にかほ市象潟町に新工場「稲倉工場西サイト」を建設する。メッキ技術を応用した新開発のコイルを製造。世界的に導入が進む非接触型の給電・通信装置への搭載を見込む。4月に着工し、2023年9月の稼働を目指す。総投資額は約90億円。県内への工場新設は16年以来となる。18日に現地で地鎮祭を開く。

 TDKによると、新工場は象潟北部工業団地の稲倉工場東サイトに隣接する同社所有地(3万6千平方メートル)に建設。鉄筋2階建てで、延べ床面積は1万3千平方メートル。東北電力から再生可能エネルギーの供給を受けるほか、太陽光による自家発電を取り入れ、工場内の電力を全て再生エネで賄う。

 製造するのは自社で開発した部品「パターンメッキコイル」。ワイヤを巻いて作る通常のコイルと異なり、メッキでコイルを成形するため、さまざまな形状に加工できるという。

秋田の最新ニュース