青ガエル「冬眠」終える 大館駅前、車内休憩所は来月8日から
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秋田県大館市のJR大館駅前の鉄道車両「青ガエル」の冬囲いが29日終わり、緑色の車体が現れた。休憩所となっている車内は4月8日から一般の利用を始める。
午前9時すぎ、「青ガエル冬眠中」と書かれた冬囲いのカバーが取り外された。さらに養生シートがはがされると、濃い緑色の車体が登場。クレーンでパンタグラフが取り付けられた。
青ガエルは青空の下、太陽に照らされてぴかぴかと輝き、早速ファンにカメラを向けられていた。同市中神明町の浅井庸丞さん(85)は「初めて実物を見た。緑色、小柄で、アオガエルをイメージできる」とほほ笑んだ。
観光施設・秋田犬の里の佐藤和浩館長は「この冬は雪が多く車体の半分くらいが埋もれていた時期もあった。お待たせしました」と話した。
