手術棟をアートで明るく 秋田赤十字、看護師が発案

会員向け記事
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
完成した作品の前に並ぶ石井さん(左)と生徒たち
完成した作品の前に並ぶ石井さん(左)と生徒たち

 秋田赤十字病院(秋田市上北手)の手術棟に、秋田公立美術大付属高等学院生によるアートが施された。手術棟に彩りを添えて、明るい雰囲気をもたらし、患者らを和ませている。

 手術棟の入り口ドアと、ドアからオペ室へと続くスペースの壁一面に、色を塗って丸く切ったケント紙を貼り付けた。オレンジ色や青、緑を基調とした優しい色合いで、空や樹木を連想させる作品。3月19、20日に当時の1、2年生有志24人が制作した。

 発案したのは、手術棟に勤務する看護師石井匡人さん(34)。「手術棟の入り口で立ち止まってしまうほど、緊張し不安を抱える患者もいる。そんな患者の心を少しでも和らげたい」

 石井さんは、手術棟の無機質な空間にアートを施すことで、患者や家族に癒やしを与えたいと考えた。昨年夏に病院でプロジェクトを立ち上げ、同学院に協力を依頼した。