教育2022:分厚い教科書、ランドセル重く 体への影響、大丈夫?
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「ランドセルが重い」―。誰しも、小学生の頃にそう感じた経験があるのではないだろうか。学習指導要領の改定などを背景に、教科書は年々分厚くなっており、保護者からは子どもの体への影響を不安視する声が上がる。文部科学省は、勉強道具を学校に置いて帰る「置き勉」などを認めているが、学校の対応はまちまちのようだ。学校の荷物を巡る現状について探ってみた。
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「成長段階の体にあんなに負担をかけて大丈夫かな」
県央の30代女性は、小学4年の長女が通学のたびに「ランドセルが重い」と言っているのが気になっている。「娘は小柄な方。ランドセルだけでも重そうなのに、水筒なども学校に持って行かなければならず、持ち物が多過ぎると感じる」と話す。
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