人口減少社会のまちづくりとは… 京大・諸富教授「外旭川」開発に疑問呈す

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 人口減少社会におけるまちづくりをテーマにした講演会が15日夜、秋田市役所センタースで開かれた。京大大学院の諸富徹教授(環境経済学)が「持続可能な都市経営とまちづくり」と題して講演。市街地をコンパクト化するメリットを経済学的に解説した上で、秋田市が外旭川地区でまちづくり事業を検討していることについて「人口減に直面する中、わざわざ都市の活力を分散させるのか」と疑問を呈した。

 人口減少が都市に与える影響として「税収が減り、青空駐車場や空きビルが増え、街がスポンジ化するように活力が失われていく」と指摘。人口密度が低いほど住民1人当たりのインフラ維持経費が高まるとのデータを示し、「中長期的な視点で市街地をコンパクト化させ、地域経済を上向かせる必要がある」とした。

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