佐竹知事「核保有含め議論を」 「WiLL」掲載記事が波紋

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 26日発売の月刊誌「WiLL」に掲載された佐竹敬久・秋田県知事のインタビュー記事が、波紋を広げている。「核兵器保有も含め、防衛政策の在り方の議論を始めてもらいたい」、「日本人を平和ボケ状態にした憲法9条はいますぐにでも改正すべきだ」。こうした知事の主張に対し、県議会や市民団体などからは「理解に苦しむ」「真意が知りたい」といった声が上がっている。

 「公の媒体でこのように踏み込んで主張することは理解に苦しむ」。県議会のみらい会派の渡部英治氏は知事をこう批判する。唯一の戦争被爆国として非核三原則を掲げている日本で核保有の議論を進めようとすること自体が問題だと指摘した。

 一方、自民党会派の加藤鉱一氏はロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮によるミサイル発射で国際情勢が緊迫化しているとし、「安全保障や国防について議論を深めるべきだという問題意識は理解できる」と話す。ただ、核兵器保有も含めた議論をすべきだとした点については「知事の発言は唐突で、違和感がある」と述べた。