北斗星(4月30日付)

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 ゴールデンウイーク(GW)初日の昨日、秋田市は昼から雨だった。最高気温12度は平年より5度近く低い。ストーブの出番という家庭もあったのではないか。ソメイヨシノは葉桜だが、満開の八重桜やヤマザクラも目にする。「花冷え」と言って差し支えないだろう

▼今年のGWは2日間の平日を挟むものの、5月8日まで最長10日間の大型連休。この2年は新型コロナウイルス流行で「ステイホーム」「県境越えの移動自粛」が呼びかけられた。行動制限のないGWは3年ぶり

▼昨日は駅や空港などで大きな荷物を持った帰省客や観光客の姿が目立った。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置で、正月もお盆も県外に暮らす家族と会うことが難しかった家庭がある。待望の「いつも通りのGW」を迎えたといえる

▼本紙「キップ情報」では29日の秋田新幹線こまち、各航空便の満席が目立った。秋田着が28日深夜のこまち2本は早くから予約で満席となっていた。帰省客の「1日でも早く帰りたい」との強い思いが感じられる

▼JR秋田支社が26日発表したGW期間中のこまち指定席の予約率は昨年の約3倍で、コロナ禍前と比べれば半分ほど。回復の足取りは遅々としているが、帰省客や観光客が元に戻りつつあることは確かだ

▼東北絆まつり、秋田竿燈まつりなどのイベントや祭りは開催の方向で準備が進む。このGWが日常を取り戻す第一歩となればと願う。もちろん感染対策にはいま一度気持ちを引き締めて。

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