秋田と琉球の深い縁 「ハピネッツが勝っていたら…」大河元チェアマンが明かすエピソード

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 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)のチャンピオンシップ(CS)が13日開幕し、各地で準々決勝が行われる。初出場の秋田ノーザンハピネッツの相手・レギュラーシーズン西地区1位の琉球は、旧bjリーグ時代から何度も激闘を繰り広げてきた好敵手。バスケットを通じた深い縁がある。

 「Bリーグ開幕カードを決める際、bj代表を琉球にするか秋田にするか悩んだ」「2013―14か、2014―15シーズンにハピネッツが有明で勝っていたら、結論が変わっていたかも知れない」(原文まま)

 秋田がCS出場を決めた翌日、Bリーグ初年開幕時のチェアマンを務めた大河正明さん(63)=びわこ成蹊スポーツ大学学長=が、自身のツイッターでつぶやいた。

 2016年9月22日、東京・代々木第一体育館でのBリーグ開幕節は、他の試合に先駆けて組まれた。実業団の日本リーグを前身とする旧ナショナルリーグ(NBL)のA東京と、旧bjリーグの琉球が対戦。初戦は地上波で全国放送され、音楽や映像を駆使した華やかな演出で盛り上がった。新リーグ誕生を強烈に印象づけ、知名度を格段に高めた。

 大河さんによると、開幕節のカードは1年前までに決める必要があった。さらに、いくつかの条件もあった。

 一つは都内で開くこと、二つ目はNBL、bj双方のリーグから1チームずつ選んでカードを組むこと。さらに、ホーム開催となるNBLのA東京の出場が既に決まっていた。

 懸案は、bjからどのチームを選ぶかだった。

 15年5月、秋田は東京・有明コロシアムで行われたbjファイナルズに出場。視察していた大河さんは、秋田ブースターの熱量に目を見張った。