イオン提案の外旭川まちづくり 市「課題あり、慎重な検討必要」

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まちづくり事業が検討されている外旭川地区
まちづくり事業が検討されている外旭川地区

 秋田市が検討している外旭川地区のまちづくりモデル地区整備事業について、市は近く、事業を協働で進めるパートナーとしてイオンタウン(千葉市)と基本協定を結ぶ。市の公募に応じた3事業者の中から、イオンタウンは最も優れた企画提案をしたとしてパートナーに選ばれた。市の方向性とイオンタウンの提案には相違点が多く、市は「提案をこのままやるわけではない。提案にはさまざまな課題があり、慎重な検討が必要だ」としている。

 市が外旭川に整備を目指すのは、人工知能(AI)や情報通信技術(ICT)といった先端技術を活用し、市民生活や産業を支える基盤づくりのモデル地区。建て替え予定の卸売市場や、外旭川を候補地とする新スタジアムにも先端技術と民間のノウハウを生かしたい考え。

 今後の人口減少を見据え、「多核集約型のコンパクトシティー」を目指す市全体のまちづくりの方針は堅持しつつ、外旭川地区を「コンパクトシティーに反しない、実証実験の場としてのモデル」と位置付ける。モデル地区で得た成果を、JR秋田駅前などコンパクトシティーの「核」となる市内7地区へ波及させたいとしている。

 これに対しイオンタウンは、既存の市街地では整備困難な、広い駐車場を備えた大型施設を整備する構想を提案した。

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