ザ・キャットウォーク40周年(上)募る葛藤と憧れ 試行錯誤続け秋田へ

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 秋田市大町のジャズライブハウス「ザ・キャットウォーク」が今月10日、開店40周年を迎えた。世界的に有名なプロから県内のアマチュアまで多くのミュージシャンが出演し、ファンを魅了し続けてきた店の歴史を、オーナー太田徹さん(70)の半生とともに振り返る。3回続き。

ミュージシャンのサインで埋め尽くされた壁の前に立つ太田徹さん=11日

 ジャズピアニストのハービー・ハンコック、ベーシストのロン・カーター、トランペッター日野皓正…。ザ・キャットウォークのステージの壁は、店でライブを開いた巨匠たちのサインで埋め尽くされている。「これを励みに営業を続けてきた」と太田さん。サインは宝物であり、1982年の開店以来、幾多の困難を乗り越えてきた誇りの象徴でもある。

 太田さんは東京都江戸川区育ち。高校生の時、大人気だったグループサウンズのとりこになった。仲間5人でバンドを組み、友人宅の車庫でレコードを繰り返し聞いて曲を覚えた。高校はバンド活動禁止で、ばれたら最低でも停学処分。「悪いことでもするみたいにこそこそ練習しました」

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