ニュースの「つぼ」:県有施設のつり天井耐震化
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秋田県が2017年度から進めている県有施設のつり天井の耐震化工事が終盤を迎えている。残りは秋田市中通のアトリオン音楽ホールのみで、工事は今年12月から来年6月まで実施する予定。県営繕課は「さまざまな施設で長い間不便をかけたが、一連の工事によってより安心安全に使えるようになる」と話す。
工事のきっかけは、14年4月の改正建築基準法だ。11年3月の東日本大震災による建物被害を踏まえた同法は、新築または増改築する建物のつり天井で▽高さ6メートル超▽面積200平方メートル超▽重量1平方メートル当たり2キロ超―の全てに該当するものを、脱落すれば重大事故につながり得る「特定天井」と規定。対策を義務付けた。
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