日米首脳会談、記者会見要旨 

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 岸田文雄首相とバイデン米大統領の会談と共同記者会見要旨は次の通り。

 【安全保障】

 両氏 日米同盟の抑止力を早急に強化する必要があると再確認。防衛協力の拡大、深化に合意。

 首相 日本の防衛力を抜本的に強化し、防衛費の相当な増額を確保する。反撃能力を含め、あらゆる選択肢を排除しない。

 大統領 首相の決意を称賛したい。

 両氏 拡大抑止強化に向け、閣僚を含め緊密に協議することで一致。

 【G7サミット】

 首相 2023年の先進7カ国首脳会議(G7サミット)では、武力侵略も核兵器による脅しも断固として拒否するG7の意思を、歴史に残る重みをもって示したい。戦争被爆地の広島ほどふさわしい場所はない。

 両氏 来年のG7サミットを広島で開催し、成功に向けて取り組む。

 【ウクライナ情勢】

 両氏 ロシアのウクライナ侵略に関し、力による一方的な現状変更は断じて許容できず国際社会と共に毅然と対応する。

 【国連改革】

 首相 国連安全保障理事会の改革が必要だ。

 大統領 改革された安保理常任理事国に日本が入ることを支持する。

 【中国】

 両氏 中国海軍の活動などの動向を注視する。東・南シナ海での力を背景にした現状変更の試みに強く反対し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に取り組む。台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的解決を促す。

 大統領 「一つの中国」政策は維持する。中国が台湾を侵攻した場合、軍事的措置で防衛に関与する。

 【北朝鮮】

 両氏 北朝鮮の核・ミサイル開発に対する深刻な懸念を共有し、日米、日米韓で緊密に連携する。

 首相 日本人拉致問題の即時解決に向けた協力を要請する。

 大統領 強い支持を表明。

 【核軍縮】

 両氏 核軍縮・不拡散に関する現実的、実効的取り組みを進め「核兵器のない世界」を目指す。

 【IPEF】

 首相 米国主導のインド太平洋経済枠組み(IPEF)に日本が参加し、協力する。米国の環太平洋連携協定(TPP)復帰を期待する。