JTB、黒字284億円 本社ビル売却、旅行は低迷

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記者会見するJTBの山北栄二郎社長=27日午後、国交省
記者会見するJTBの山北栄二郎社長=27日午後、国交省

 旅行大手のJTBが27日発表した2022年3月期連結決算は、純損益が284億円の黒字(前期は1051億円の赤字)となった。コロナ禍により旅行需要の低迷は続いたものの、本社ビルの売却益に加え、ワクチン接種会場の業務や、コロナ療養者にホテルを手配するといった事業が利益を押し上げた。

 売上高は前期比56・5%増の5823億円だった。旅行事業はコロナの影響が打撃となり、コロナ禍前の水準には遠く及ばなかった。これまで業績立て直しに向けてグループの人員縮小や国内店舗の削減などを進めてきた。

 23年3月期は、国内旅行の需要がコロナ禍前の状態にほぼ回復すると予想した。