男鹿発「さとやまコーヒー」 エチオピアの生産者を応援
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秋田県男鹿市で耕作放棄地の再生利用に取り組んでいる「合同会社秋田里山デザイン」(男鹿市)が、エチオピアから直輸入したコーヒー豆の販売を7月に始める。コーヒー豆は農家の利益が少ないとされるが、十分な対価を支払う現地の業者と取引し、生産者を応援しながらコーヒーを楽しんでもらう狙い。クラウドファンディング(CF)を通じて、29日まで事業資金を募っている。
秋田里山デザインは大西克直さん(24)と保坂君夏さん(23)が運営しており、エチオピアとグアテマラの豆を仕入れて焙煎(ばいせん)し、「さとやまコーヒー」と名付けて販売。その収益から野菜の種や苗を購入し、市内の耕作放棄地を再生させた畑で栽培している。
同社によると、コーヒー豆の生産国では農家の立場が弱く、安く買われて十分な利益を得られていないことが多いといい「生産者にできるだけ利益が還元されるコーヒーも提供したい」と考えた。
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