遠い風近い風[井川直子]二つ目の仕事
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「書く」以外の仕事がほしいと、ここ10年ほどずっと考えている。きっかけは写真家の文章だ。雑誌でも本でもウェブの記事でも、私が「いい文章だなぁ」と思うと、執筆者が写真家や建築家、デザイナーだったりする。
普段、書く仕事を生業(なりわい)としていない人の文章は自由で、無邪気で、ずるいくらい魅力的。なぜだろう? 分析してみた結果、二つ目の仕事だからではないか、という仮説が生まれた。
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