時代を語る・明石康(20)将来見据え外務省に
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国連大学の設立にめどが付いた頃、外務省の親しい友人たちから外務省で一度仕事をしてみないかと誘われました。5、6年したら再び国連に戻るという提案です。「外務省を経験することが将来の国連の仕事に役立つかもしれない」と言われ、やってみようと思いました。
1974(昭和49)年、外務省に参事官として任用されました。配属先は国連日本政府代表部。今度は日本政府の立場から国連に臨むことになります。私は内部事情が分かるため、総会で行財政事案を審議する第5委員会を任されました。専門の知見から予算を審査する行財政問題諮問委員会の委員も務めました。
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