「節屋かつら」福祉と飲食業つなぐ 介護福祉事業者が経営

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ラーメン店「節屋かつら」と併設する就労支援施設「イオ・グランデ条里」
ラーメン店「節屋かつら」と併設する就労支援施設「イオ・グランデ条里」

 秋田県横手市で介護福祉事業を手がけるシャイニングワンスターズ(金沢直樹社長)は、障害のある人の就労支援施設を併設したラーメン店「節屋かつら」を経営している。施設の利用者が職業訓練の一環でラーメンに使う食材を育てるなど店の運営にも携わる。福祉と飲食業をつなげたのは、福祉施設で働いていた職員が抱いた夢だった。

 店は同市条里の複合商業施設内にあり、昼時は家族連れやサラリーマンでにぎわう。食品添加物や化学調味料を使わないラーメンが売りだ。

 看板メニューの「節だしラーメン」(800円)にはチャーシューやメンマなどの具材のほかに、発芽野菜のブロッコリースプラウトがトッピングしてある。併設する就労支援施設「イオ・グランデ条里」で栽培したものだ。

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