あきた芸術劇場・花ひらくミルハス(上)ホール機能 県民会館の弱点改善

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 秋田の音楽や舞台芸術の拠点として、「あきた芸術劇場ミルハス」が華々しくスタートを切った。魅力的な公演を企画し、中心市街地に新たな活気を吹き込んでいくには、どのような取り組みが必要なのか。施設の特徴を紹介しながら開館後のこれからを展望する。3回続き。

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大ホールの観客席。舞台が見やすいよう床の傾斜を大きくした

 5日行われた開館記念式典。秋田吹奏楽団と県合唱連盟の計約210人による「大いなる秋田」の演奏が大ホールに響き渡った。指揮を務めたヤマハ吹奏楽団常任指揮者の佐々木新平さん(秋田市出身)が期待を込めて語る。「舞台周りが広くて使いやすく、客席との一体感も高まっている。みんなに愛されるホールになる」。

 ミルハスの目玉は、東北有数の2007人を収容する大ホールと、舞台芸術に特化した800席の中ホールだ。大ホールは、舞台の狭さや音響など、前身である県民会館の弱点を大幅に改善。舞台の間口(21・6メートル)は県民会館時代から1・6メートル、奥行き(19・59メートル)は8・2メートル、それぞれ広がった。狭かった舞台袖、通路、搬入口も、ミルハスでは十分なスペースを確保しており、舞台の全幅は52メートルもある。

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